彼氏いるけど、恋愛やめてみる

彼氏がいる日々に疲れた。じゃあ、恋愛やめればいいんじゃん! 彼氏と友達のようなお付き合いをしてます。

聞き役に徹してみたらハッピーな結果になった

私は人との会話が苦手で嫌いです。特に他愛のない会話。

 

『寒いですね~』

とかそんなこと分かりきってるからそんな会話全く意味ないだろ!!と思っていたし、

 

『休日何してたんですか?』

なんて、そんなこと興味あるのか?って。

 

この世の九割の会話は全く意味のない、生産性の無い会話だと思っていました。

そんなこと質問しても意味ないだろうし、明日になったら忘れてるよね?って。

だから、人に色々質問できる人って凄いなぁって思ってました。

 

 

ちなみに私がどれくらい会話が苦手かというと、

中学生の時は『あなたと話しても変な感じになる(続かない)』と言われました。

高校生の時も、本当に会話の仕方が全然分からず、彼氏ができた時

デート中に会話が出来ないので移動中や座っている時は寝ていました。笑

 

20歳超えてからちょっとマシくらいになったのですが、今現在も

最近まで、おしゃべりな人には『話しかけんじゃねーよ』オーラを出していたくらい。

 

『あぁ』『へー、そうなんだ』『なるほど』『確かに』

の連発。自分で話を広げようとはしません。

 

たま~に、会話が上手くなりたいから頑張ってみようと思っても

その次の日にはもうしんどくてやめてる。会話って面倒。

 

一時期コミュ障にはかなり悩まされましたが、もう今の今まで会話を避けて生きてきました。沈黙なら沈黙でいいや、って。

 

でも、ある日ふと

『聞き役になればいいんじゃない?』

そう思い立ちました。

 

聞き役=コミュニケーション上手みたいなのはネット上で見てはいたけれど、単純にただ相手が話し始めたことに対して相槌を打って聞いていればいいんだと勘違いしていました笑

 

でも、

『相手に質問をして、返ってきた答えを更に広げればいいんじゃない』

と思い立ち、次の日実践してみました。

 

 

そしたら、結構楽しいんですね。

会社の中で仲が良くてよく喋る子に対して質問をして、返ってきたことに対してまた更に質問をして

 

相手に喋らせてコミュニケーションを広げる。

 

もちろん、これは相手によるのですが

その子はどちらかというと聞き役というよりは話したがりなのでこちらが聞き役になることによって、相手はどんどん話していってくれるので

これでコミュニケーションの成立。(多分)

 

 

そしたらその話の流れで一緒に外食をすることになり、最後には

『なんか久々に話せて楽しい』

なんて嬉しい一言を頂きました。

 

多分いつもの自分なら、長い間会話が途切れていただろうし、

『へぇ、そうなんだ』

なんて適当な相槌で終わっていた所を、ほんの少しだけ盛り上げることができたのです。

 

その後二軒目で色々な人と出会い、その日はとても楽しい一日になりました。

 

コミュニケーションが得意な人にとっては当たり前のことかもしれませんが、

私には大きな一歩でした。

 

今までの私は、聞きたいことだけ聞いてそれ以外は何も話さないというスタンスだったので、新たな会話が生まれなかったんですよね。

 

というか、『面白い返しをしたい』とか『自分から何かエピソードを出さなきゃ』なんてコミュ障なのに難しいことを考えていたせいで

余計会話が生まれなかったんですね。

 

そんな難しい会話をしようとするよりも、

『今日寒いですね』

の方がよっぽどいいじゃん、とふと思いました。

 

『今日寒いですね』

『そうですね』

から始まる会話で、相手との距離が少し縮まりますもんね。

 

私はそんなどうでもいい会話をするくらいならしない方がいいと思って避けていたのはなんだったんだよ、とプチ後悔。

 

そうやって考えてたら、私が今まで

『会話をしていて楽しかった人』

を思い出しました。

 

 

まず先ほどのよく喋る子はとにかく皆から愛されている人なんですよね。

この人はとにかくまず親しくなくても些細な会話で距離を縮めるんですよね。

あと基本的には話すが好きだけれど、きちんと相手に質問して相手に話す時間も与える。

 

あとは常に笑顔であること。

天然でおかしなところもあるし、何故かいつも上から目線だけど絶対に誰からも憎まれることのないムードメーカー。

 

その次、私が大好きだった年上の女性。

 

とにかく話を聞いてくれました。

そして彼女の話は聞いていて本当に面白い。ちょっぴり暗い話でも笑い話にしてくれた。

 

やっぱり、『聞いてくれる人』って凄く好きでした。

 

 

逆に、本当に自分の話しかしない人や、自分に興味のある話しか質問してこない人ってやっぱりこちらもつまらないですね。

 

全然仲良くもないのにずーっと話したい事話してくる人いましたね。

その人は逆に凄かった。あなたと仲が良いのか悪いのか、全然分からなかった。

何故ならキャッチボールが一切成立していないから。

ただ会話が下手なわけじゃなく、面白おかしく話してくれるんですけどね。

 

でも、ここで分かるのはやっぱり『自分の事は話しやすい』ということですね。

自分の事について話せばいいだけだから、難しい会話というわけではないし

 

私も自分のことについて聞かれたら話を広げやすいし、単純に

質問されたことが嬉しくてついつい長く話しちゃうんですけど

 

返しやすい質問を投げかけることによってそこからどんどん連想ゲームのように会話が続いていく

 

ゲームのような感じだなぁなんて人と会話をしていて思いました。

 

 

この間実践した時は、相手の興味のある話題で連想ゲームのように会話のキャッチボールをしましたが、

皆ちゃんと優しく丁寧に返してくれて

 

今まで興味が無いからって言って質問しなかったのが勿体ないなぁ~って思いましたね。

 

 

コミュニケーション能力の高い人は、興味のない、特に何も生まれない質問でも無意識にしてるしとにかく相手とのキャッチボール、そして人脈も大事にしているし

 

トーク力だけじゃないなぁって思いましたね。

自分の事よりも相手の事を考えてるというか。

 

今まで難しい事考えすぎてたなぁ。

 

何かどこかでどうしても笑わせたいなっていう意識があって会話が上手くできなかったんですが、

 

その日から、とりあえず笑わせることは後回しにして

連想ゲームを楽しむことを意識しようと思ってます。

 

最初は意識しなきゃダメですね。

意識しないと会話は簡単にストップしますね。私の場合。

 

語彙力もないので。

 

 

今は、自分が話すというよりも、相手を主にしてこちらが話させる(言い方悪いけど)ことで

 

自分は下手な会話を無理にせずに会話の上手い相手がどんどんうまく会話を進めてくれる感覚があるので

自分はそれに質問や合いの手を入れる形でどんどん会話を進行させていくのが

今は一番いいんじゃないかなぁと思います。

 

まあもちろん質問攻めはうざいかもしれませんけど笑

自分の話も織り交ぜながら。

 

あとは相手の言ってきたことに対して必ず反応するのは大事だなと思いますね。

せっかく話したのに全く関係ない質問されたらあれ~ってなりますもんね。

 

『趣味はなんですか~?』

『読書です』

『私は映画鑑賞です』

 

って返しちゃったら相手の『読書』がどこかへ消えてしまうから

 

『趣味はなんですか~?』

『読書です』

『へ~!どんな本を読まれるんですか!?』

 

の方がいいですよね。興味津々って感じで。

 

 

ちなみに私が話したことに対して特に何も反応せず『俺は●●でさ…』

ってなる人が居て私の話したいことがさえぎられてしまうので

後で補足しなきゃいけなくなるんですよね。

 

 

今までの学びを復習します。

 

ちなみに彼で練習しています。笑

質問したらとても丁寧に返してくれる。

なんだ、こういう風に会話って進めればいいのかぁって思いますね。

 

話が続かないとか文句言ってる場合じゃない。

自分からどんどん質問すればいい。もちろん人に合わせるけど。

 

いやぁ、今まで凄く難易度の高い会話をしようとしていたんだなぁ。

それなら簡単な会話でもいいから数をこなした方がいいですよねぇ。

 

 

人脈が広い人が難しい会話してるかって言えばそういうわけじゃない。

 

考えすぎで言葉が出ない人だっていますしね~。

考えすぎるのをやめれば、いくらでも会話できるんだってことに気付きました。

 

こんな質問したら迷惑なんじゃないかとかね。

 

逆に『そんな質問して大丈夫なの?』って質問結構する人がいますけど

その人はやっぱり誰も知らないような情報を得ていたりして

この人強すぎる…なんて思いますね。

 

コミュニケーション、大事かもしれない。気付くの、遅いけど。

 

 

よし、明日もまた実践するぞ。