褒める人と褒めない人
私は母親に褒められた記憶があまりありません。おそらく母の方は褒めた記憶を持っているかもしれませんが。
褒めてもらおうと思って『みて、字上手く書けた!』って言いにいったら
『なにそれ、誰でもできるじゃん』って言われました。
おそらく母も、褒められて育っていません。
母方の祖母の笑っている顔も覚えていませんし、父方の祖母と比べて冷たいイメージを持っていました。寂しく育ってきたのだと思います。
私も褒められるとどう返していいか分かりませんし、たまに褒めることはあれど
褒める機会はそう多くありません。
私のような人は、自分を褒めることもなければ人を褒めることもなく、また褒められる価値はないと無意識に思っています。
褒められても、『私、ダメな所いっぱいあるのにそこだけ褒められても…』と無意識に思ってしまいます。
また、彼も人を褒めません。それどころか、嫌な所にばかり目が行くよう。
彼もまた、母に褒められて育ってはいないそうです。
内心嬉しいのに、自分は褒められるような人間ではないと無意識に考えるので
褒められれば褒められるほど自分自身を傷つけていくような感じ。
あとほめる人を素直に信じられないという。
でも正直、褒めない上にけなしてくる人と関わってても楽しくないですよね。
私も彼の事を褒めたいと思いつつも、尊敬できる部分がなくけなすこともあります。ただ、彼は自分を映す鏡であり
自分自身もまた、自分自身を尊敬できる部分なんて一つもない。
類は友を呼ぶですね、本当に。
私は彼と付き合っていて、心が満たされた経験なんてありません。
褒められたければ、自分が出来るだけ人のいい部分を見つけて褒める。
アンテナを張って。褒められる人はそれが自然にできてる。
人を褒めると自分の心が満たされていくから。
この間、いつも私の事を褒めてくれる人がとても可愛い髪型をしていたので
『とても可愛いですね!』と言ったとき、相手も嬉しそうな顔をしていたし
私も満たされました。
彼に褒められたいと思うのであれば、自分から褒めなければいけない。
けなし合って傷つく関係なんて本当いらないんですよね。
それに、相手も褒めてくれないから自分も褒めないでおこう
とも思ってしまうし。私は子供だから。
私は褒められたら『ありがとうございます』と言うようにしました。
以前は『いやいや!』なんて否定していたんですが。
褒められて否定するのは謙遜とはまた違いますからね。
社交辞令だとしても受け取っておけばいい。
それに、褒めると露骨に嬉しそうな顔をする人がいるのですが、
やっぱりその人を褒めるとこちらも嬉しくなりますね。
やっぱり喜んでくれるようなことを言うのが一番だなって思います。
もちろん嘘はつかないですが。
私が彼をけなしてしまうのは、やはり『変わってほしい』という気持ちがあるのだと思います。
でも本当に、彼と私の性格が同じすぎて、私に似ていて
同族嫌悪になってる可能性すらあります笑
日々つまらない、変わらない日々を送っているからこそ
私と全く同じ彼に対して『変わりたいと思っているくせに何故行動しないの?』なんて思ってしまうんですよね。
なんだかんだ言い訳して逃げるし。
ただ、私は彼を放っておくことが出来ないんだと思います。
ダメ人間のままでいて欲しくない、っていうね…。
あれ、これ典型的なヤツじゃ…。
どこかで、けりをつけないといけないみたいです。
この人と一緒にいても何も良いことはないって早く気付くべき。
でも、似ているからこそ居心地が良くて離れられないっていうね…。
まだ、本格的な『友達』としては見れないようですね。
まだどこかで、彼に対しての依存心が拭えていないような。
まだ、出て行った父親に未練があるのかなぁ。
今と違うことをして視野を広げていかないと話にならないので、
彼と一緒にやろうと思っていたことをすべて一人でやりたいと思ってます。
今は断捨離が目標。