変化しない恐怖。自分へのメッセージ
私は典型的な冒険しないタイプの人間で、
アイスやお菓子を買うときは他のお菓子に目もくれず一直線に自分の好きなものを買いに行く。
知らない物を買うにしても、絶対『これ絶対美味しいよな』と分かるものしか買わない。
食わず嫌いは結構ある。
知識だけ頭に入れて、一切行動しない人間、インドア。
新しいことをしようとしてもなんか怖い、足踏みする。面倒。
恐ろしい、本当。
『変化を求めながら何も変化せずに生きる』
という図式が完全に出来上がっていて、素晴らしくその通りに生きている。
良く言えば人間の本能通り、
悪く言えば死ぬほどつまらない人生。
人間は新しいことをすると命の危険を伴うので、『恒常性維持機能』と言って
なるべく変化を避けて生きる生き物。
新しいことに対しての継続が難しいのもそのせい。
私は恐ろしいほどその本能通りに生きていて、
頭の中では『あれしたい』『これしたい』と思っているのに、
自分の中の誰かがそれを許してくれない。
面倒ごとを避けて生きる代わりに、色々な可能性を犠牲にして生きてる。
恋愛で言えば、もし私が今彼氏が欲しいとするならば容姿を磨いて、自分の魅力度を上げて出会いの場所を増やしていけばすぐにでも男性に出会うことができる可能性がぐんと高まる。
でも、『面倒くさい』という気持ちが上回れば
当然何もせずに終わる。
何をしたくても『面倒くさい』という気持ちの方が大きい。
いや、それなら本当にやりたいと思ってないんじゃないの?
もちろんその可能性もあるけど、私は
常に『面倒くさい』という言葉と共に生きてきた結果、
とんでもなく巨大化してしまった『面倒くさいオバケ』が
すべての可能性を飲み込み、日を追うごとに更に巨大化しているように感じる。
つまり、『面倒くさいオバケ』の呪縛から逃れられずにここまで来てしまったということ。本当に勿体ない。貴重な十代、二十代前半はその面倒くさいオバケと共に生きてきた。
面倒くさいオバケがいなければいいのに、と敵視しているといえばしているし
こんな自分は嫌だ!と思っているのに
やはりどこか『何もしない』ことに心地よさを感じているのは事実。
それはやはり『習慣化』『慣れ』の怖い所で、ず~~っと『何もしない』で生きてきたのに、いきなり変われるわけがないということ。
今までインドアだった人間が、急にアウトドアになるか?
本当に無理矢理なるのであれば可能かもしれないが、急に真のアウトドアになるのは難しい。
そんなことしたら、脳みそが『やばい、変化しちゃだめ!』と止めにはいるに違いない。ダイエットと同じ。
インドアが一日登山しただけではアウトドア人間にはなれない。
一日ご飯抜いただけで痩せられないのと同じで。
本当に変化を求めたくて、もうどうしてもこの面倒くさいオバケから抜け出せない体になってしまっているのであれば、
その面倒くさいオバケ(脳みそ)を騙す必要がある。
つまり、短期的に考えるのではなく長期的に考えること。
短期的思考→今すぐに彼氏が欲しい!出会いを探そう!
長期的思考→彼氏が欲しいから、まず自分を見つめなおそう
もし今の私が今すぐに彼氏を作るとしたら、多分今の彼みたいな自分にそっくりの尊敬出来ない人にしか出会えないのは当たり前。これは彼が悪いわけではなく、自分の今いるステージレベルが問題。
本当に深刻なのが、私も彼も『知識』は大好物だけど『行動』が大嫌い。
私が本当に尊敬できる彼氏が欲しいと思うのであれば、まず自分が変わるしかない。これはもう言わずもがな。
ただ、ここで大きな変化を求めちゃいけない。私のような者は特に。
例えば今部屋が汚いなら、要らない物を一日一個捨ててみる。
要らない服を捨てて、新しい服を買ってみる。
メイクを少しだけ変えてみる。
帰り道をちょっとだけ変えてみる。
いつも買わないお菓子を買ってみる。
いつも作らない料理を作ってみる。
本当に些細なことから変えていけば、脳みそって変化に気付かないらしい。
脳みそって意外にアホらしいです。どこかに書いてました。
『いつもと同じことをする自分』から、『いつもと違うことをする自分、それが当たり前の自分』
に変わっていく。
そうすると、『いつもと違うことをする自分と違うことをする自分』にどんどんステージアップしていって
そんなちりつもを繰り返していくと、長期的に見れば大きな変化になってるに違いない。
変化を求める時、意外とそんな小さなことから始めても良い、むしろそっちの方が良いということに最近気づき、驚いています。
「え!そんなことでいいの!」
私は面倒くさがりのくせに完璧主義なので、やるにあたってちゃんと準備をしたいタイプで
やる前にあれこれ考えちゃって、考えただけで面倒くさいのでやめてしまうのですが
例えば、『部屋全体を綺麗にする』ということは考えずに、
『今、目の前にあるゴミをゴミ箱に入れるだけで良い』と考えることによって、初めの一歩は踏み出せる。
ゼロとイチは全く違うので、結果を考えただけで吐き気を催す人でも、
『この滅茶苦茶汚いお部屋をすべて綺麗にしましょう!』
よりも、
『この目の前のゴミを一つゴミ箱に入れていきましょう!』の方が取り掛かりやすい。
皿洗いが面倒な時も、
『とりあえず一枚だけ洗おう!それでも面倒くさかったら明日やろう!』
と思って一枚だけ洗おうとするけど、取り掛かるまでが面倒なのでシンクに立ってしまえば意外と全部洗うことができてます。
もちろん、一枚だけでもOK。
このゼロからイチを目指してハードルを滅茶苦茶低くしてやった方が意外と続く。
行動が簡単に出来る人には、全く関係のない話。
って、そこらへんで得た知識を書きならべるのは大好きなんですが、行動が出来ないので
自分に対してメッセージ書いておきました。笑
彼と一緒に行く店がいつもいつも同じなので、そろそろ変えたいです。
あとは、次美容室に行くとき髪をバッサリ切ってみようか悩み中。
昔、茶髪のベリーショートですっごい可愛い人いたんだよなぁ~。
私が保育園の時に通ってた時の先生だったんですけど、寝る時にトントンしてくれて大好きでした。今何してるかな~
さあ、このゼロからイチにする時が問題。
ゼロからイチにするのにも何年もかかってますから、私はとりあえず形から入るのが良さそうです。
ちなみに、何かをやるのでも必ず形から入るタイプの人が知り合いにいて、何をするにでもまずお金をかけて道具を買うのですが
彼の行動力は素晴らしいですね。やると言ったらやるし、道具にお金をかけているから生半可な気持ちじゃないんですよね。情熱があるというか。
私はそういう所にお金をかけないので、そういう所尊敬してるし、見習います。