小公女セーラと引き寄せの法則
中学生の頃、朝やっていた小公女セーラに何故かドハマリしていました。
あらすじとか書くのが物凄く苦手なので、物凄く簡単に書くと、
セーラはとても優しく可愛く、芯の強い子でお金持ちのお嬢様だったのですが、
亡くなったお母様の通っていたロンドンの女学院に入学することに。
しばらくしてから不慮の事故でお父様も亡くなってしまい、お父様の遺産も相続することができず(確か、その事故はお父様に非があると疑われていた)
一文無しに。
セーラはその女学院で生徒としてではなくメイドとして働かされ、寒く狭い屋根裏部屋でろくな食事もとれず生活していました。インドで暮らしていた頃とは180度違う生活ですし、
更に女学院の院長、生徒の食事を作っている夫婦、セーラを良く思わない生徒にいじめられていたのにも関わらずセーラは決して下を向かず、心はいつまでもお嬢様のままでした。セーラは一緒にメイドをやっているお友達や、セーラの事が好きな生徒に励まされながらなんとか生活していたのですが
ひょんなことからセーラはまたお金持ちのお嬢様に戻ることができたのです。
そのひょんなことってのがまた色々あったのですが、長くなるので省略笑
ちなみに、セーラに冷たく当たっていた女学院の院長の声優さん、カミソリの入った手紙などを送られ、精神的に参っていたそうです…。悪役も大変ですね。
10年前にドラマにもなりました。志田未来さんがセイラ役だったのですが、このドラマも大好きでした。号泣ものです笑
小公女セーラを見ていると、これが引き寄せの法則かな~って思えるんですよね。
何故なら、自分が今この瞬間、どんな状況に置かれていても、心は全く変わっていないんです。
セーラはマリーアントワネットが好きで、寒く狭い屋根裏部屋にいるのにも関わらず、ヴェルサイユ宮殿にいるイメージをし、お嬢様ごっこをして生徒と遊んでいたんですから。
その後、院長先生に見つかってこっぴどく叱られていましたが。
セーラがお嬢様に戻った後も、散々ひどい目に遭わされたであろう女学院に何の迷いもなく多額の寄付をしました。人にもとても親切なんです。
人って、現状維持機能と言って大きく状況が変わると、慣れないうちは何とか戻ろう戻ろうとするように出来ていて、リバウンドやホームシックなどがいい例でしょうか?
セーラも、お金持ちの心の優しいお嬢様の心をずっと忘れず、更にきちんと与えられた目の前の仕事をこなしていました。
もう、お金持ちに戻って当たり前というか、セーラのような人がこんな所にずっと留まっている訳がないですよね。
セーラは辛く長く苦しい年月を経て、今頃もっと素晴らしいお嬢様になっていることでしょう。
物事に良い、悪いは無いので、セーラはきっと、凄く良い経験をさせてもらったな~という考えを持っているのではないでしょうか?
それと、まさにこれが引き寄せの法則だ!と思うシーンがあったのですが、セーラは空想が大好きで
『エミリー』という金髪で目の蒼いお人形のお友達がいるという設定でいつもイメージの中で遊んでいたそうなのですが、まさにそのイメージ通りのお人形がお人形屋さんに展示されており、売り物ではないのですが譲ってもらうというシーンがあったのですが、
まさに引き寄せの法則でしょう。セーラのイメージ力はきっと強力なのでしょうね。
自分の理想を頭に思い描いた今この瞬間から、きっとその理想に向かっているのだと思います。例え、その理想から離れたように思えても実は繋がっているんですね。なので、落ち込む必要がないし、不安に思う必要もない。ただ、あるのは確信だけ。
私も、『物』や『人』の引き寄せは何度か経験したことがあります。
大分前に発売された、どこにもあまりどこにも置いていないであろうDVDがあり、とりあえずあれこれ考えずに、
『絶対ある』
という謎の確信を持って行ったら、そのDVDの一巻と二巻が並んでおいてありました。前は無かったのに。
あとは奇跡が重なって、手に入れるのが難しい限定品を手に入れたりとか、好きな芸能人のイベントで比較的前の方で見ることが出来たりとか。
情熱があればあるほど、引き寄せは大きく働いていたような気がしますね。
今は情熱を注げるものってあまりないのですが、大好きなものがある人生とない人生では大きく違いますね~…
余談ですが、お盆は彼とずっと一緒に過ごしていましたし、最近は会う頻度が結構高いです。
友達に戻って、一緒にいるのがあまりにも楽になりました。細かい事は何も気にせずに関われるので。
ただ、わがままになりすぎているので注意ですね。
やっぱり、自分の心地よさを優先した生活ってのは、楽しいし楽。