自分が『心地よくなる』ことをするだけ。
彼と付き合ってから色々学び、新しい考えも取り入れたりしましたが、
何故その新しい考えを持続させることが難しいのか、それはダイエットと一緒で、人間は極端に変化を恐れる人間だから。
もし変わってしまったら、上手くいかないかもしれない。今までこの状態で上手くやってきたのだから、変わりたくないと。
だから、どんなにネガティブな自分が嫌だと思っていても、潜在意識は
ネガティブに心地よさを感じてしまっているんです。
それがネガティブが嫌だと思ってもいきなりポジティブになれない原因です。
自分にとってどうでもいいことに関してはシンプルに考えられるのですが、
恋愛になるとなかなかポジティブに考えられない笑
それ私。
友達の恋愛に対して、自分の事のように心配してネガティブになったりしますか?
『ああしないと嫌われちゃうかもよ』『メールが来ないのは愛されてない証拠だね』なんて言いますか?本気でそう思いますか?
友達が彼氏のことで悩んでいたら、前向きなアドバイスをしてあげたり、気持ちは痛い程分かるけど『大袈裟だよ~』って思っちゃうのに、
自分のことになるとありもしない考えが浮かんでくる笑
それは、やっぱり失うことや傷つくことに対して恐怖を感じて、抵抗しているからですね。
常に『失いたくない、傷付きたくない』と思っていたり、恋愛は『辛いだけ』と考えているから
自分が思う『愛されていない証拠』だったり、辛いポイントだったりを無意識に探してしまうんです。
愛されていない理由。連絡を毎日してくれないから。頻繁に会ってくれないから。奢ってくれないから。
色々あるんですが、それはあくまで自分の中の基準なんですよね。
愛って限定的なものでもなければ、証拠なんてものは探す必要はありません。
愛されている基準は自分で作っているもので、それに当てはまらなければ愛されていないなんて、第三者目線から見ればあり得ない笑
今まで色々学んできましたが、何だか色々なことを考えるのが面倒になってしまったんです。難しい事が嫌いなので、シンプルに考えることにしました。
『自分が心地よくなることをする』ということでした。
彼が連絡をくれないという事は、私の事好きじゃない…他の人といる?早く連絡してよ~~!と苦しい想いをしながら待つのって、心地いいでしょうか。
勿論、そういう考えがクセなので、潜在意識下ではもうそういう考え方をするのは当たり前のようになっているかもしれませんが、
実際は心地の良い物であるはずがありませんよね。
本当なら、今すぐメールを待つのをやめてお笑い番組でも見ていた方が楽しいはず。
彼に対して不安を感じている人は、『何かしないと』気が済まなくなっているんです。
それはすべて、『彼に変わって欲しいから』という、どこかで彼をコントロールしたいという願望を持っています。
彼に可愛いと言ってもらいたい。愛していると言われたい。
彼にはこういう所を直してもらいたい。何でこれをしてくれないのか訳が分からん。
など。
メールを待っているのだって、『早くメールを返してくれよ!!』と思っているから。
彼が携帯を忘れて出かけていたとしたら、待っていても時間の無駄ですよね?笑
あるいは、彼はメールや電話が嫌いなのに、無理やりさせるのもお互いにとって心地のいいものではありません。
彼に対して凄く居心地が悪いのは、コントロールできないものをコントロールしようとしているからなんですね。
自分が彼に対してこういうことをすれば彼は変わってくれるかもしれない。
『今連絡をくれないという事は、もしや他の女と…!?』
『私の事愛してない!どんなにメールが嫌いでも好きなら返してくれる!』
と思うと、居てもたっても居られない。
そういう人に関しては、『まあ、忙しいんだろうな』と柔軟に考えるのが難しい。
だって、それだけで済ませてしまっては彼が他の女と会っている、もしくは自分を愛していないということを認めることになるから。
そういう不安な考えを持つことによって、自分が傷付く事から守ってるつもりなんですよね。
脳内は、悲劇のヒロイン状態になることが大変心地いいと感じているんです。
不幸が当たり前。幸せが怖い。
常に不幸な考えを持ってしまうのは、やっぱり人間は変化を恐れているから。
だからこの一瞬でネガティブからポジティブにはなれない。
『愛されたい、でも愛されない私』が当たり前だから、小さなことにこだわって
愛されていない証拠探しをしているからなんですね。
実際に、全てのことは思い込みなんですよね。
愛されている証拠、愛されていない証拠。
メールをしてくれるから愛されている、メールをしてくれないから愛されていない。そんなのはすべて自分の基準。愛される為に頑張っているのは、『愛されていない私』という状態だから。
なら、もういっそのこと『心地が良い』と思う事だけに集中したらどうでしょうか。
『彼はこの服装が良いっていうけど、私この格好は嫌なのよね』
と思うなら、迷わず自分の着たい服を着る、あるいは『どんな服でも私はきっと似合うわ!』と着てから考える、とか
『彼からメールが来ないから凄く辛いのよね』
と思うなら、『メールが来なくても別に愛されてないわけじゃないわ。彼の基準と私の基準は違う』と考えて、今していることに集中する。
毎日メールをしなくても、別に自分は幸せ。
『彼がデートに中々誘ってくれない』
と思うなら、最終的に『会う』ことが目的ならさっさと自分から誘った方が楽。
誘ってくれないからと言って会いたくない訳じゃない。
誘って、断られたらまた次の機会に誘えばいい。今は会う時じゃない。
と言う風に、ものは考えようで、自分の都合の良いように解釈すればいいんです。笑
彼が〇〇してくれない理由について考える必要なんて全くありません。
と同時に、彼に対して『我慢』することもする必要はありません。
〇〇してくれない彼に対して我慢する。
というのは、『〇〇して欲しい』と思っているということになりますが、
何故それをして欲しいのでしょう。
しかし、心地の良くなる選択をすることにより、〇〇してくれることにこだわることが無くなるので『我慢する』という選択肢がおのずとなくなっていきます。
我慢という言葉は心地の良いものではありません。
確かに〇〇してくれたらどんなに幸せだろうと思いますが、
今事実、彼はそれをしていないのです。
それに対して抵抗しても仕方がありません。
全てのものは、『彼の愛を感じるための手段』『自分の気持ちを満たすための手段』だと考えると、形にこだわる必要はないのかもしれません。
彼が趣味を優先するのも、メールを全くしないのも、頻繁に会わないのも、彼なりの事情があるわけで、私を愛していないという理由にはならないのです。
勝手に愛されていないストーリーを作ってるんですよね。そして自分の勝手なルールを彼に当てはめている。
変えるべきなのは彼ではなく自分。現実を変えようとしているから苦しいんです。
現実は過去の自分の思考であり、既に現実になっていることを変えようとするから辛いのです。
重~~い岩をなんとか動かそうとしているのと同じくらい辛い笑
なら、自分の思考を変えてしまった方が楽なんですよね。
すぐには難しいので、『今よりほんの少しだけ楽になれる考え方』を見つけていく。
『どうしたら私は今この瞬間心地よく過ごせるだろうか』
それは来ない連絡を待つことなのか?
今目の前にあるお菓子をバリバリ食べていた方がよっぽど楽しいわ!!
『今よりほんの少し心地よくなる』という選択をすることによって、
それはおのずと自分を愛するということにも繋がりますし、形にもこだわらなくなるし、彼のやることを受け入れられるんですよね。
彼に不満や感情をぶつけること、連絡を強要すること、構って欲しくて彼の嫌がることをすることもなくなるので、本当に自由になれます。
私は勿論今までそういう考え方があるということを知っていましたが、やっぱり
『愛されていない自分』で居た方が楽だと潜在意識下では思っていたんです。
考えを変えるのは面倒だし、悲劇のヒロインに浸っているのが凄く心地よかった。
勿論それは楽しい訳じゃなくて、本当は愛されたいんですけど笑
でも、自分が今やっていることが本当に心地いいのか?と考えた時に、
来ないメールを待っていることも、〇〇してくれない!ということにこだわる事も、すべて自分を不自由にしている原因だと気付きました。
メールを待つより送る方が楽ならそうしたら良いし、〇〇してくれないってのもただただ自分がそれにこだわっているだけで。
究極、相手を変えても良い訳ですからね。
まあそもそも、彼の事も自分が引き寄せたものだと考えると、
本当に過去の思考の産物だな、と思います笑
過去、自分が理想としていた人間を忠実に描いた人物ですね、私の彼は。
じゃあ、またここから新たなストーリーを作って行けばいいんですよ。
今この現実は絶対に変えられない、と過程してしまった方が早い。
変えるべきは現実ではなく自分の思考、感情。
もし今のこの辛い思考から解き放たれて彼とラブラブ幸せに暮らしていたとしたらどんなに楽でしょうか。
その時の感情を感じる。
そうすると自分の中ではもう既にそうなれているんですよね。
現実をガン無視して、なりたい自分に既になることが出来る。
それも心地の良い考えの一つ。
以前の記事でも書きましたが、私は彼に『どうしても直してほしいこと』がありました。それは、自分の問題だけでなく彼の問題でもあったからです。
それでは私も居心地が悪いし、彼も絶対に日々の生活に影響があると。
なので、それを直すまでは私の家には入れない、と。
(彼が私の家に来るたび凄く気になることだったので)
私は、彼がそれを直さなくて別に良いと思いました。何故なら、
私の役目は、彼に無理矢理直させることではなく、指摘し、教えてあげること。
やるかやらないかは彼次第。
やれば応援し、やらないなら仕方ない。そんな彼と隣にいることは出来ないと思うのなら、我慢して一緒にいなくていい。家に呼ばなくていい。
そう、考えていました。
そして数週間程会わない日が続き、私も彼の誘いを待っていました。
それから数週間会っていなかったので
とりあえず声をかけてみることに。
『彼の誘いを待つ必要はない、別に私の家には入れなくても良い』
と、考えをリセットして彼を誘うことに。そうすると、彼はそれを直す為に彼なりに考えてくれていました。
彼なりに反省していて、私の事を誘いづらかったようです。
今はそのことに関しては笑い話になり、私も協力しながら今改善に向けて頑張っている最中です。
『直して欲しい』という事に対しては、抵抗をやめてから上手くいくのかな~と思っていたりします。
『直してくれない彼…でも一緒にいたい』という気持ちがある限りは、直らないもんだと思って受け入れてしまうと、気にならなくなるものですが、
『直してくれないなら一緒に居たくない』という気持ちを持っていても良い訳で、そういう場合はさっさと別れてしまった方が楽。私の場合別れるほどのことではなかったのですが。
『そういう彼を受け入れる』か、『新たな彼を探す』
最終的に自分が最高に幸せになると決まっているのであれば、過程にこだわらなくていいわけです。
そういうのは全部成り行きに任せちゃう。
本当に色々な考えを学んできましたが、とにかく楽に自由に心地よく!をテーマに、シンプルな考えで生きて行った方が楽だ。という結論に至りました。
彼から連絡が来ない?んなもん知らん!!それよりダンスでもしよう!!