不安を過去のものにしてしまう
彼と仲良くなってしまうかどうか怖くて怖くて仕方なかった
あのライバル(だと思い込んでいる人)と彼が初めて喋った(喋ったというか、社内のほんのささいなやりとり)だけで心臓がバクバクした日が懐かしい。
彼とライバルを近付けないように自分なりに頑張って、そのおかげで彼とそのライバルが少しでも触れ合う時間を少なくすることに成功したけど、
ただ疲れるだけ。
彼だとか、ライバルだとか、そんなのはどうでもよくてただ
自分の不安をとにかく消し去りたかった。自分の不安を消すために、周りを変えようとしていただけ。
でも本来の問題は自分の中にあって、でも上手くコントロールできなくて凄く苦しかった。
今は、彼とライバルが仲良くなることに対しての抵抗は少なくなったように思う。
ライバルライバル言っているけど、本当のライバルは自分の中のエゴなんだけれど。
不安=ライバル。で、それを女性に投影しているだけなんだけど。
そんな私が勝手に恐れていた女性は、異動が決まった。(のかな?)どうなったのかは分からないけど、お目にかかることはしばらくないだろう。
多分、また新しい女性が入ってきてもここまで怖がることはないと思う。
例の女性だから怖かったんじゃない。
彼が大好きで大好きで仕方がない時に、自分が過去を元に勝手に生みだした『誰かに取られたらどうしよう』不安が大きくなりすぎて、いざ女性が入って来たときに、やけに抵抗してしまったのが原因なんだと思う。
『不安を持つことで、いざその不安なことが現実になった時のショックを緩和することができる』
という考えがあるけど、それはあくまでそうならないように対処するものであって、ただただ『こうなったらどうしよう』だけでは疲れるだけ。
それよりも、『どうなってもいいや。取りあえず前に進もう』という考えを持って、困難にぶち当たっても、その時考えればいい。
もちろん時と場合に寄るかもしれないけど、恋愛の場合はそのくらいの考えがちょうどいいんだと思う。
私は今回の事で充分苦しんだので、次にどんなに素敵な女性が現れたとしても、私は抵抗することはないと思う。
というかそもそも、人生でもう社内恋愛をすることはないと思う。笑
私は、一つ楽になる考えを編み出した。
不安が浮かんで来たら、『…って思っていた事あったよね。懐かしい』と一言付け加える。
そしたら、不安を持っていることを認めつつ、それを過去のものにしてしまうことで、今は何の問題もない、とても穏やかな気持ちで生活できている
と自分に言い聞かせることができる。
まさに、それが現実になろうとしている。
あぁ。その時が待ち遠しい。
前の記事にも書いたけど、自分がどんな環境にも動じず、穏やかな心でいられるようになりたいという理想と反して、
『ライバル』という不安の原因がいなくなる。
素直に喜んでいいものか迷う。…いや、
自分の心とちゃんと向き合ってきて、私の不安が和らいだから
ただただ自分に『ライバル』なんて必要がなくなったからかな。
『ライバル』なんていらない、来ないで!って思う程、私のエゴはライバルを必要としている。
だって、その不安がなければ、ライバルなんて必要ない。
不安がなくなれば、ライバルそのものも消えてしまう。
ただただ、必要がなくなっただけなんだ。
そういうことか。
ありがとう。今までありがとう。ただ、感謝して見送ろう。