否定形は脳にとって逆効果
脳みそって、人が思っているほど賢くないらしく、
イメージなのか現実なのか区別がつかないらしいんですよね。
あと、主語が理解できないんだとか。
主語が理解できないというのは、『私』『あなた』の部分が理解できないので、
人に悪口を言うと、脳は自分のことだと勘違いするそうです。
『悪口を言うと自分に返ってくる』
というのはそういうことですね。一番近くでその悪口を聞いているのは自分だから。
悪口を言っているその時にもう既に自分に返ってきている。悪口が自分への暗示になっているんですよね。
愚痴も、終わりの見えない愚痴だと言っている本人もそうですが聞かされている方も良い言葉がないのでストレスが溜まります。
悪口や愚痴を言えば言うほど、心も体も不細工になっていく…んですけど、
女子はイメージ的に『あの子って本当かわいくて素敵よね』という話では盛り上がらない気がしますよね笑
共通の好きなアイドルならまだ全然盛り上がれますが、身近な人にはどうしても嫉妬する人が多いというか。
悪口とか、噂話のほうが聞いてて楽しいみたいなところあるから…。
私は人が悪口を言っていたら絶対乗らないくせに、褒めている人がいたら『えー、でもさ』と悪口を言い始める人間です笑
最低だ。でも、一応本人にもちゃんと言える悪口を言います。
当然、悪口自体いけないことなんですけど笑
ここまで偉そうに書いてきて人のこと言えない笑
本人を傷つけるような悪口を言うと自分も傷つくような気がするので、本人にも笑いながら言えるような感じのね。
周りに広められて恥ずかしい話や、本人に直接言ったら絶対傷つくようなことは言いません。
褒めるってなかなか難しいですよね。
職場にも、絶対に人の悪口を言わないし、人を褒めることしかしない最高の女性がいるのですが、やっぱりキラキラ輝いていますし、誰からも好かれています。私も崇拝しています笑
逆に、いつも不安を感じていて、暗いことしか言わない人の方が多いのですが
やっぱり人生の充実度が低いというか、災難なことばかり起こっています。
普段感じている感情、普段使っている言葉。
人を褒めるのが恥ずかしい、良い言葉を使うのが難しいのは、自分がそういう人間だと思い込んでいたり、そういう習慣がないからもどかしいだけで、
そういう習慣をつけてしまえば、自分も周りの人もハッピー。
常に否定から入る人って、私も嫌いです。話しづらいし、そんな人が好かれるわけない。別に嫌われたくてやっているなら本人の自由なのですが笑
褒める時は褒めて、褒められるときは素直に褒められる。
私は、嫌味だろうが何だろうが褒められたらとりあえず『ありがとうございます』と言うようにしました。
『いやいや…』というと、なんか変な空気になるんですよね。
以前来ている洋服を何度も褒められた時に、私は素直にありがとうございますと言わずずっと否定ばかりしていました。
これを本人に言ったときにどういう気持ちになるか。
そこの想像力大事。
今までの自分を捨てる、自分という概念を捨てる。
自分はこういう人間だから…と思い込んでいると、自分らしくない行動がもどかしくなってしまうんですよね。
私は自分はこういう人間だと決めつけているので、自分らしくない言動が出来ないんですよねいつも。
言葉では人を褒めたとしても、感情が乗ってないし、むず痒い。
ちょっといいなと思ったところがあったら、褒めて相手の喜ぶ顔を見て
それが嬉しくて、それの積み重ねでどんどん褒めるのが当たり前!みたいになってきそう。
日本人は、褒めても『いやいや…』が先にくるもんですが、まあ大抵の人はほめられて悪い気がしないでしょうね。
あと、脳は否定語を理解できない。
例にあげるなら、
『太りたくない』
とか。
これは脳からすると、『太りたい』と言っているのと同じなんだとか。
もちろん、『痩せたい』っていうのは自分でも分かっているんでしょうけど、
潜在意識下だったりとか、脳の一部では『太りたい』と言っているように聞こえるんでしょうね。
アファメーションとかでも、
『否定形を使わず肯定形を使いましょう』
ってよく書いてますよね。
人に対しても、
『絶対失敗すんなよ!』
って言われたらプレッシャーがかかるし、『失敗』という言葉が入っているので
どんどん失敗する方向に行ってしまいそう。
子供はもっと影響を受けやすいのか、
『部屋散らかさないでね!?』
よりも、
『お部屋をちゃんと綺麗にしておいてね』
の方がその通りにしてくれる可能性の方が高いみたいです。
文章にしてみても、後者の方が印象の良い言い方ですよね。
前者は、なんかもう子供が散らかす前提で言ってるように聞こえるし、私みたいな天邪鬼だと逆に散らかしてやるわ!!ってなる笑
子供は否定されると悲しむので、子供と接するときはなるべく否定形を使わないようにしたいところ。
とにかく、言葉の前後も大事だけれど本当は何を望んでいるのか、何を言いたいのかというところに意識を向ける。
子供がうるさくて静かにしてほしいのなら、
『うるさくしないで』ではなく、『静かにしてね』
痩せたいなら、
『太りたくない』ではなく『痩せる』
浮気してほしくないなら、
『浮気しないでね』ではなく、『信じてるよ』
人に言うときは言葉も大事ですが言い方も大事ですね。
会社でも、
『あー、これこんなところ置かないでよ』
よりも、
『これ、ちょっと別のところに置いてもらっていい?』
の方が何倍も感じがいいというか。
前者は謝らなきゃいけない雰囲気ですが、後者はあ、そっかと気付く感じ。
否定形ばっかり使う人にはやっぱ怯えちゃいますね。
いつまた否定されるんだろうって。
『締め切りすぎるなよ絶対!』
よりも、
『できれば締め切りまでにお願いね♪』
の方が感じが良いし、焦りも出ないですよね。
まあただ、否定形の方が分かりやすいことありますよね。
例えば絶対に触って欲しくないものとか。
『これ、絶対触らないでね!』としか言いようがない笑
というか、それで大体の大人には伝わりますが
純粋な子供だと、触っちゃう子もいるじゃないですか。
そういう時は、触ったらどんなことになるのか教えてあげるのが良いかもしれませんね。
私もそうなのですが、単純に『これをしてほしい』と言われても、それだけじゃ
『なんでそうしなきゃいけないんだろう?』と疑問に思うし、
それをしなきゃいけない重要性が分からないから、ひょんなことにそれをサボってしないこともあるのですが、
理由が分かることで、より確実にそれをするようになるというか。
でも、子供に『なんで勉強しなきゃいけないの?』って言われたら、なんて答えましょうね笑
もし私に子供がいたら、『勉強しなさい!』とは言わないかな…。
だって私もしてなかったし…笑
勉強してもしなくてもいいけど、勉強すると視野が広がるし…とか色々説明して、
するかしないかはあなた次第だけど、20歳になったら絶対一人暮らししてもらうからね!
って言おうかな?と思ってます笑